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宇宙実験を創出することを目的として、公募型地上研究に着手する。
b.宇宙ステーション取付型実験モジュール(JEM)利用ミッションに係る研究協力宇宙ステーション取付型実験モジュール(JEM)利用テーマ候補について、宇宙開発事業団とテーマ提案者による実験装置の設計検討、試作試験等を実施する研究協力に着手する。
c.宇宙実験・観測フリーフライヤ(SFU)の・再利用に関する研究
本年1月に、米国スペースシャトルにより改修された宇宙実験・観測フリーフライヤ(SFU)について、再フライトの可能性を検証するための研究に着手する。
(6)有人宇宙活動の分野
?研究
a.宇宙環境における生体微量元素の代謝生理学的研究
生体内における微量元素の動的な挙動を指標として、宇宙環境における生物の生理機能の変化を明らかにするため、多元素を追跡できるマルチトレーサー法を用いた重力変動環境における多種多様な生体内元素の代謝過程に関する研究に着手する。
(7)人工衛星の基盤技術の分野
?開発
a.ミッション実証衛星のシリーズのミッション機器の開発
ミッション実証衛星シリーズについて、地球温暖化・気候変動等の解明に有効な観測手段であるライダの実証並びに民生部品の軌道上における機能確認、コンポーネント等の小型化技術確認及び放射線等の宇宙環境の計測を目的とした民生部品・コンポーネント実証を平成12年度に行うことを目標にミッション機器の開発に着手する。
?開発研究
a.技術試験衛星?型(EST-?)の開発研究
技術試験衛星?型(EST-?)は、大型衛星バス技術、大型展開アンテナ技術、移動体衛星通信システム技術、移動体衛星デジタルマルチメディア放送システム技術及び高精度時刻基準装置を用いた測位等に関わる基盤技術の開発並びにそれらの実験・実証を行うことを目的とした衛星であり、H-?Aロケットにより、平成14年度頃に静止軌道に打ち上げることを目標に開発研究に着手する。
?研究
a.先進衛星バスシステムの研究
ミッション機器搭載性の向上等を図ることにより、平成14年度頃以降の世界最先端の衛星バス技術の確立及び衛星のコスト低減を目的とした先進衛星バスシステムの研究に着手する。
b.ミッション実証衛星の先行研究
ミッション実証衛星による宇宙実証を円滑に進めていくため、ミッションについて幅

 

 

 

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